2023/11/27 進撃速報
急成長企業をまとめて解説する「進撃速報」です。国内の他に、超有料級のシリコンバレー・中国の企業の資金調達状況について最新の情報をお伝えいたします。
今週は国内から3社、米国から2社、中国から2社、イギリスから1社、ナイジェリアから1社、インドから1社、計10社の資金調達情報をお伝えいたします。
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1.NEIGHBOR(Gaming)
【最新の資金調達】
2023年 11月、シードラウンドにて総額約2.3億円を調達した。
【主要投資家】
Z Venture Capital, DeNA, 01Booster Capital, HAKOBUNE, 京都芸術大学ファンド, 古川健介氏 (アル株式会社 代表取締役), 大湯俊介氏(IZUMO Founder)
【事業概要】
同社は、タバース&ゲーム投稿プラットフォームであるFortniteに特化したメタバースゲームメーカーで、現在世界中でコンテンツ制作を加熱させている。
2023年6月にオリジナルキャラクター「ロケットニンジャ」シリーズをリリースし、累計300万人のプレイ回数を突破している。
【成長理由】
同社は、現在世界中で4億人を超えるユーザーが登録しているメタバース「Fortnite」プラットフォームの盛り上がりに便乗し、日本独自の感性を武器にゲームを企画・制作し、その独特な企画と高いクオリティーで注目を集めている。またオリジナルキャラクター「ロケットニンジャ」シリーズをリリースしさらに人気を集めている。
【創業者のキャリア・事業に対する思い】
川本 龍(ノトフ)氏。
2006年にYouTuberとして活動をスタート。その後、大学在学中からアニメ系のフリーライターとして仕事を始める。2015年に東京アイドル劇場を立ち上げて2017年に法人化する。
フォートナイトを年間1000時間以上はプレイするに至り、2022年にフォートナイトに特化したメタバース製作スタジオNEIGHBORを設立。同社事業を通して日本独自のゲーム・キャラクター文化をFortniteを通じて世界に発信し、No.1メタバース&ゲームメーカーを目指す。
2.Gotoschool(Welfare)
【最新の資金調達】
2023年11月、シリーズAラウンドにて4000万円を調達。
【主要投資家】
N/A
【事業概要】
同社は、児童福祉法に基づく児童発達支援や放課後等デイサービスである子ども運動教室「LUMO」を運営し、原始反射の統合を通じて脳の未発達領域を活性化できる運動プログラムを提供する。また就労移行および就労継続支援サービス「LUMO+」も展開している。
【成長理由】
同社は、発達障害をもつ児童の単なる預かりサービスという枠にとどまらず、専門的観点から独自の運動療育プログラムを開発し、トレーニングを行う。
ADHD、自閉症スペクトラム、学習障害など、近年発達障がいに対する正確なエビデンスやメソッドを基にした療育指導を実践できている施設は多くない。
多様な生き方が尊重されるべき現代において、同社の事業は「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する」を体現する事業であると考えられている。
【創業者のキャリア・事業に対する思い】
松本哲氏。「あきらめを、チャレンジに」というミッション、「人々の眠れる可能性の顕在化」というビジョンを掲げている。
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